配当金を月1万円もらうにはいくら必要なの?
月1万円の配当金があると、どんなことができるのか知りたい
こんな疑問にお答えします。
もし何もしなくても月1万円がもらえたら、あなたは何をしますか?
働かなくても、寝ていても、ボーっとしていても、月1万円が勝手に銀行口座に振り込まれたらうれしいですよね。
こんにちは、おみそです。
わたしは、4年以上にわたり高配当株投資を実践し、月1万円以上の配当金を受け取っている社会人です。
簿記3級を所有しています
この記事では、実際に日本株のみで配当金月1万円を達成している著者が月1万円を達成するために必要金額や月1万円でできることを解説します。
この記事を読めば、実際に必要な投資額が分かり、配当金がもらえる生活をイメージできるようになりますよ。
- 240万円から600万円(配当利回り2%~5%の場合)
- 400万円以上(VYMの投資した場合[2024.1.31時点])
- 約300万円(著者の場合:日本高配当株)
- 水道光熱費をはらうことができる(一人暮らしの場合)
- 趣味にお金を使うことができる(著者の場合)
高配当株投資を始めて、本気で配当金を受け取りたい!という方は「【実例あり】配当金月2万円もらうのに本当はいくら必要?徹底解説!」をご覧ください。
この記事を大幅にアップデートした内容になっています
- 25歳で資産1000万円達成
- 簿記3級所有
- 配当金月10,000円以上
- 評価益+実益500万円以上
- 楽天モバイルユーザー
- SBI証券・住信SBIネット銀行・三井住友カード(SBI経済圏)ユーザー
- 楽天証券・楽天銀行ユーザー
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配当金月1万円にはいくら必要か?
株式にいくら投資をすれば毎月1万円の配当金がもらえるのでしょうか。
ここでは、配当利回りごとに必要な投資金額を紹介します。
配当金月1万円にはいくら必要か?解説
株式投資で毎月1万円の配当金を受け取るためには、どのくらいの資金が必要なのでしょうか。
年間配当利回り(※)ごとの金額見てみましょう。
年間配当利回り | 月1万円に必要な投資額 |
---|---|
2% | 600万円 |
3% | 400万円 |
4% | 300万円 |
5% | 240万円 |
年間配当利回りとは、株を買った金額に対して一年間でどのくらい配当金をもらえるか?を表す指標です。
「配当利回り(%)=一株当たり配当金÷株価×100」
1株1000円で一株当たりのもらえるお金(配当金)が40円なら「40(円)÷1000(円)×100」で5%になります
例えばわたしの場合、税引き後の配当利回りが約4%ですから、だいたい300万円の投資金額で月1万円の配当金を達成したことになります。
高配当株投資であれば、おおよそ240万円から600万円で配当金1万円を受け取ることができると考えられるでしょう。
それなりの元手が必要ですね
「そんなにお金ないよ!!」という方はまずは貯金から始めましょう。
詳しくはこちらの記事「【貯金の仕方・コツまとめ】上手にお金を貯める方法を徹底解説」をご覧ください。
でも現実はそんなに甘くない!|配当金月1万円
でも、そんなにうまくいくのだろうか?と感じた人もいるのではないでしょうか。
実はまったくその通りで、現実にはそんなに簡単に月1万円の配当金を得られるわけではありません。
実際、著者が日本の高配当株投資で月1万円を達成するためには1年以上かかりました。
なぜなら、高配当株投資はインデックス投資と違って、投資する銘柄を分析したり、タイミングを見て株式を買ったりする必要があるからです。
何もタイミングを見ずに投資をしてはいけないというわけではありませんが、成功確率を高めるためには一定の労力を費やすことは大切です。
この会社はちゃんと配当金を出してくれるかな~ってチェックが必要!
株式に投資するわけですから、当然のことながら元本割れのリスクがあります。
最悪の場合投資している会社が減配したり株が紙切れになってしまったりすることを頭に入れておかなければなりません。
- 減配リスク:会社の業績悪化などの影響により配当金額が減少するリスク
- 価格変動リスク:株価が下がることで資産(評価額)が減るリスク
- 為替リスク(外国株の場合)
配当金月1万円でできること
では、もし月1万円の配当金を手にすることができたなら、どんなことができるのでしょうか。
一般的に言われていることに加えて、わたしが実際に配当金月1万円を何に使っているのか、その実例を紹介します。
- 水道光熱費をはらうことができる(一人暮らしの場合)
- 趣味にお金を使うことができる(著者の場合)
一般的に言われてていること|配当金月1万で何ができるか?
配当金1万円でできると言われる例として挙げられるのが、「水道高熱費を払うことができる」です。
総務省「家計調査報告(家計収支編)2021年」によると、一人暮らしの1か月の水道光熱費の平均は11,383円だそうです。
月1万円あれば、水道光熱費のほとんどをまかなうことができます。
…あまり夢がないですって?
たしかに、このように「生活のため」と合理的に考えるとそうかもしれません。
ですがわたしの考えは少しちがいます。
著者の配当金の使い方|配当金月1万で何ができるか?
配当金は今を充実させるために使うことをおすすめします。
わたしが月1万円を何に使っているかというと、主に自分の趣味に使っています。
内訳はこんな感じです。
- 週に1回銭湯に通う:1回約1,000円(入浴料金+サウナ料金+飲み物代)、1か月で4,000円(500(円/回)×4(週間))
- 週に1回お気に入りのカフェに行く:1回約1,000円(コーヒーとデザート)、1か月で4,000円
- 好きな芸人さんのラジオを聴く:月額1500円(オーディブル)、1か月で1,500円
- 銭湯については「銭湯のメリット6選を詳しく解説|趣味としての銭湯のススメ」でお話しています。
合計9,500円。これでおおよそ1万円を使っていることになります。
好きなことにお金を使っていると考えるとなんだか心が満たされて豊かなお金の使い方ができている気持ちになってワクワクします。
わたしは人と会って遊んだりご飯を食べたりするときはお金を使えるのですが、いざ一人で何かしようとなると必要以上に使うことを躊躇してしまうタイプの人間でした。
いわゆる浪費ベタです。
ですが、配当金をもらった分は自分の好きなことに使うと決めてからは、心置きなく趣味にお金を使うことができるようになりました。
好きなことをしているのにお金が減らないなんて最高な気分です。
まとめると、わたしの考えは、「配当金は豊かな浪費に使おう」です。
みなさんも「月1万円を自由に使えたら何しようかな?」と妄想してみてはいかがでしょうか。
きっと楽しいと思いますよ
【VYMならいくら必要か?徹底検証】配当金月1万円のポートフォリオ
配当金月1万円を実現するポートフォリオについて、VYMと日本高配当株を例にして解説しています。
実際にわたしがもらっている配当金も公開しますから、配当金月1万円を達成するためのより具体的なイメージを持つことができると思います。
VYMの場合|配当金月1万円にはいくら必要か検証!
米国高配当株で有名なVYMというETFがあります。
ETFとは上場投資信託のことで、このVYMは平たく言うと「配当金を多めに出してくれるアメリカ株の詰め合わせ」です。
VYM1本に投資するだけで、米国株式市場に上場されている400銘柄以上の高配当株に分散投資していることになります。
もしも、2024年1月31日時点でこのVYMに投資していた場合、約388万円で、配当金月1万円がもらえることになります。
税金や手数料があるので、実際は400万円以上必要になりそうです。
- 株あたり年間配当金3.478ドル(2023年の年間配当)、株価112.47ドル(2024.1.31時点の株価)、1ドルあたり147円で計算。
- 年間120,000円(817.63ドル)の配当金を得るためには、VYMを235口必要。
- 株価112.47(ドル)×235(口)=26430.45(ドル)
- これを日本円に換算すると、約3,882,976円になります。(数字が得意ではないので、ちょっとめんどくさいやり方をしてしまいました。)
- 仮にNISAの成長枠で投資した場合でも、実際には米国の税金がかかり、配当金に対して10%の税金が引かれます。ですから、税引き後で考えるともう少し投資金額は大きくなります。
- また、円をドルに換えるタイミングでも証券口座によっては手数料が取られます。2024年現在、楽天証券やSBI証券では米ドル/円の為替手数料が無料になっています(リアルタイム取引などの条件あり)。
だいたいのイメージをもってもらうために計算しているので、細かいことは省略しています。
ご愛嬌ってことで許してね
著者の場合(日本株のみ)|配当金月1万円のポートフォリオ
税引き後約13万円、1か月1万円とちょっとの配当金を受け取っています。
年利5.75%となっていますが、これはポートフォリオ全体の配当利回りが5.75%ということです。
実際にはここから20.315%の税金が引かれるので、受け取る金額は132,403円になります。
東証プライムの配当利回りが約2%であることを考えると、5.75%は高い利回りです。
配当金が高すぎることはそれだけその会社が低成長な傾向であることを示しますから、あまりよいことではありません。
しかし、暴落時や株価低迷時を見計らって投資することで、狙っている株が平時より安くかうことができるのです。
タイミングを見て購入しているので、わたしのポートフォリオの利回りは高くなっています。
さらに、増配してくれる企業であれば株価も上がりやすく、配当金がもらえて資産も増えるなんてこともあります。
元本の成長には期待していませんでしたが、結果的に株価も大きく上がりました。
うれしいです
高配当株投資デビューをするならSBI証券がおすすめです。
でも余裕資金が少ししかないけど…
1株(S株)投資をアプリですると、手数料が完全無料で少額から投資ができますよ。
投資銘柄について
わたしが所有している高配当株は、配当太郎さんが出版されている著書で紹介されている「第4章一生持ち続けることができる王道の8配当銘柄」と重複するものが多いです。
「具体的な銘柄が知りたい!」という方は読んでみる価値があると思います。
本の詳細が気になる方は下のボタンを押すと普段利用しているサイトで調べることができます。
おまけ:配当金投資のコツ5選
- 連続増配(非減配)の企業を狙う
- 財務健全な企業を狙う
- 市場の下落・暴落時を狙う
- 複数の銘柄に分散して投資する
- 銘柄ごとに購入基準となる配当利回りを決める
まとめ|月1万円の配当金でできること
今回は、月1万円の配当金でできることや必要な金額について紹介しました。
- 水道光熱費をはらうことができる(一人暮らしの場合)
- 趣味にお金を使うことができる(著者の場合)
- 240万円から600万円(配当利回り2%~5%の場合)
- 400万円以上(VYMの投資した場合[2024.1.31時点])
- 約300万円(著者の場合:日本高配当株)
投資はリスクがありますから、誰にでもおすすめできるものではありません。
ですが、労力に見合うだけのメリットもあると考えています。
わたしは、平均的な収入ですし、相続など特別な収入があったわけでもありません。
ですが、淡々と高配当株投資を継続することで20代で配当金月1万円を達成することができました。
チャレンジしてみる価値は十分にあると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が少しでもあなたのお役に立てていたら幸いです。
ほかの記事も一緒にお楽しみください
それではまた♪
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